Q&A
お薦めの英文法書はありませんか?
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先日、ユーキャンスピーク学習者様から「お薦めの文法書はありませんか?」という面白い問い合わせがあり、わたしなりに何か良い書籍がないか振り返る良い機会になりました。
執筆:木下真美
文法書については、実用的で面白い英文法書籍を探すとなると、どうしても洋書が多いため和書で「これがお薦め」という書籍を質問者にお薦めできなかったのが残念ですが、もともと「お薦め」には主観的な要素があり、必ずしも紹介した書籍が他の方々にとってわたしと同じように有益であるとは限りません。そこで、お薦めを紹介するより、わたしが頻繁に参照する書籍を紹介しようと思いました。
その書籍は下記の4冊です。
Grammar Girl’s Quick and Dirty Tips for Better Writing
Common Errors in English Usage
The Associated Press Stylebook
The Chicago Manual of Style
上2冊は英語の細かいヒントが短くまとめられており、読み返すたびに「へぇ、なるほど」と英語の使い方を再認識することができ、重宝しています。下2冊は辞書的な使い方ができる書籍でどちらかというと上級者向けですが、ウィキペディアを閲覧する感覚で読めるので、こちらの2冊も手放せません。
また、“Grammar Girl’s Quick and Dirty Tips for Better Writing”の著者Mignon Forgartyはアメリカの人気ブロガーなので、彼女のブログにもよく目を通しています。
(http://www.quickanddirtytips.com/grammar-girl)
米大学留学時に英語(現地で言うところの国語)の授業で指定教科書であった「The Bedford Handbook For Writers」も基本を網羅した素晴らしい文法書だったのですが、現在は販売されていないことを知り、とても残念に思います。
いわゆる英文法の本とは異なりますが、米人気作家スティーブン・キングが英文の魅力について自伝的要素もからめて執筆した「書くことについて (小学館文庫)」も読み物として楽しむことができます。
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